Getting High
やりたいことが重なるというか、手を出したい選択肢がたくさんあると、そのたくさんあることから発せられるワクワクが凄くて整理がつかなくなり、あたまのなかで「あーーーーーーーーーー!」となってフリーズすることがたまにあるのだけど、正に今がそう。 というわけで、そのフリーズをなんとかするためにも選択肢を書いてみることにする。今はとりあえずオアシスを聴いている。
1、フィリップ・K・ディック 『ヴァリス』が読みたい
- 作者: フィリップ・K・ディック,山形浩生
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/05/09
- メディア: 文庫
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『2001年宇宙の旅』を読もうとしたらなんか棚の『ヴァリス』が気になっちゃって再読してる。「女子高生の作った壺のなかに神がいた」「ピンク色の光線が脳を照射する」って設定を俺はどう受け入れればいいのか、ってところでワクワクが止まらない。
- アーティスト: スピッツ,草野正宗,石田小吉
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 2000/07/26
- メディア: CD
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なんか久しぶりに聴きたくなって聴いてるんだけど「宇宙虫」って曲が帰宅時に歩いた寝具屋とばあさんのやってるスナックしかないシャッター商店街に怖いくらい合いすぎて聴きたくてたまんなくて、ジャケット眺めてるだけでワクワクが止まらない。
3、岸政彦『断片的なものの社会学』が読みたい
- 作者: 岸政彦
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2015/05/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これは何回も読みたくなる本で、読み出すと止まらなくなる。止まらなくなると言ってもあたまのなかの話で、読むのが止まらなくなるわけでなくて、寧ろ読むのは頻繁に止まる。止まってそこに書いてあることからの連関があたまのなかで止まらなくなる。物語や文脈はそうはいかないが、断片は宇宙まで届く。読み終わることがない本。着地しない本。
岸さんが4年も土方やってたって話をわかった上で、終盤の鞄抱えて殴りかかろうとしてきた謎のおっさんに「やんのか!」って言うところで、岸さんのお姿を知らないのにあたまのなかにハッキリとした岸さんが現れた。
4、満島ひかりさんの写真や映像や歌声を漁りたい
ずっとやってられる。この前、リアルタイムで職場の食堂で観た『徹子の部屋』では何とも思わなかったのに。最近は浪漫飛行が、あたまのなかだけでなく口笛で吹いたりしていて、ワクワクが止まらない。
5、部屋の掃除がしたい
そろそろ片付けないと本がそこら中に広がってて。でも、やっぱり片付けた後には「大変にイケてる部屋がそこにあるはずだ」という妄想があって、ワクワクが止まらない(そんなことはないんだけど)
6、書き物をしたい
これも大したもん書けはしないのに大したもんが書けるかもしれないという無根拠なワクワクが止まらない。
7、溜まりに溜まった聴いてない2016年リリースの音楽が聴きたい
これ、もう何が溜まってるのかすらわからん。データで音楽持つってめちゃくちゃ苦手だ。どれを聴いたかハッキリわからんのだもん。モノ(フィジカル笑?)なら、封開けたので手出したのどれかわかるけど。
でも、やっぱりその溜めた中にとんでもない音楽があるんじゃないか?ってワクワクが止まらない。
8、ビートルズの本が読みたい
洋モノのビートルズ本でいいの見つけたんすよ。社会学的なところからもしっかり分析しつつ個別の楽曲を全て批評してるっていう。最高。ワクワクが止まらない。700ページくらいあるけどね。
まあ、こんな感じかな。思ったより少ないかな。
ブログやってると年間ベストやりたくなりますね。年間ベストのために音楽を聴くってのがとってもつまらなくて苦痛だから、俺はやらないけど。