A Better Place To Pray

I'm singing out my revolution song like nothing else matters

4月18日 土曜日

起きたら12時を過ぎていた。最近休みだとこうなる。3度寝くらいを経てそうなる。

ちびちび読んでいた鴻上尚史の『ほがらか人生相談』を読み終える。いい本だった。相談者が実践できそうな具体的なアドバイスを必ずしているところがいい。

「相談13」では筆者が持論や体験談を述べるのではなく「病院へ行きませんか」と優しくアドバイスしていて、質問とか答えることの重みみたいなものを感じるけど、それもやはり「具体的に行動できるアドバイス」だった。

この連載に出会ったのがツイッターで流れてきた「相談24」で、これを読んで「これは津村記久子の小説に教わったことだ」と思って鴻上尚史の書いたものが読みたくなった。

この本は欲しかったのだけど色々と記憶のなかで他の読みたい本に押し込められてて、ブレイディみかこと対談をしていたNHKの番組を観ながらiPhoneジュンク堂の在庫検索から取り置きをして買った。そういえばNHKの番組を観て同じように取り置きをして買ったのがECD『他人の始まり 因果の終わり』だった。

ブレイディみかこも『子供たちの階級闘争』の帯に津村記久子のコメントがあったので津村記久子と繋がっている。

鴻上尚史というと、小山田咲子を思い出す。というか、順番的に小山田咲子→鴻上尚史だ。

円環という物の考え方が昔からとても好きだ。

何かから始まって色々巡ってまたその何かに戻るみたいなの。とても好きだ。「強くてニューゲーム」とかとても好きだ。興奮する。

『群像』の2020年5月号がとても欲しいのにどこでも売り切れている。津村記久子の小説が読みたい。今の時期にどうもピッタリっぽい内容。何かの拍子にAmazonの在庫が復活してないかとか調べてしまう。もうなんか売り切れたっぽい。諦めつつも断続的にAmazonで調べてしまう。そのついでに津村記久子の持ってない本がないかと無駄に調べる。当然のようにそんなものはないので欲求は不満になって、長編が連載されている『小説推理』のことが浮かぶけども調べるほどには至ってない。

保坂和志の『読書実録』ももりもり読んでいる。

Amazonプライムビデオを観ようと思い立った。アプリを開くと、どうにもVシネマみたいなものが目に付いて女の看護師さんがバーンと出て「なんかエロそうだなあ」なんて思ってとりあえず観た。するといきなり病室でセックスが始まって大爆笑してしまった。いかんいかんと思って『劇場版 トリック』を観た。途中で15分くらい寝た。これは高校生のとき、友達と映画館で観たはずだ。『トリック』が深夜に再放送されると分かると「よっしゃああああ!」ってポーズするくらいには好きだしど真ん中の世代です。

「ああ、亀から水出て良かったなあ」とか余韻に浸ってたら「エロって言ったら万引き家族もなんかエロいシーンがあったよな、テレビでやってたときそのシーンだけ観たよな、女子高生みたいな格好してなんかやってたよな」って思ったので『万引き家族』を観た。これならエロくてもなんか大爆笑とかはしないんだろうなと思ったので観ることにした。にしても、一度エロいものを観るとどんどんエロいものをAmazonプライムビデオも推してくるから困る。エロいものは大好きだからだ。困る。下ネタになると頭の回転が2.5倍くらいになるし。

万引き家族』についてはツイートしたこれが一番のクリティカルヒットな感慨。

「たぶん、生きてるなかで生きてることについてはたぶん意味のある言葉というか他人に意味だけを伝達する言葉では語れない。で、俺はそもそも語ろうと思わない、みたいなことがあるから、人生みたいな言葉が嫌いだし、小説は言葉を使うけど小説は言葉を意味の伝達としては使ってない。」

で、エロいオススメを振り切ってアニメの『ジパング』を観る。これでも大爆笑してしまったので、2話まで観てやめた。なんなんだろう、この主人公、馬鹿なのかな?って思った。

あしたは友達にオススメされた『スーパーサイズミー2』を観ようと思った。

あと、やっぱりカミュの『ペスト』ほっすいいいいい。Amazonは在庫ないんだよね。電書でもいいけど、本の重みを感じながら読みたい。月曜日に在庫いっぱいあるみたいなので駅前のジュンク堂行こうかなあと思案。

NHKの100分de名著の『カミュ』回のテキストも注文したんだけど、入荷がないので発送日未定。これも手持ち無沙汰になるとマイページから確認してしまう。これは最悪電書でいいかなあ。