A Better Place To Pray

I'm singing out my revolution song like nothing else matters

Don't look back in anger, at least not today

 このブログが今年の5月14日で止まっている。それを見てかなりギョッとする。何故ならその一ヶ月後の6月14日から僕の周りの景色は一変し始めたからだ。
 僕はこういう縁起はというか因縁は信じてしまう質だから、これをアップするとまた一ヶ月後に何か起こるんじゃないかと本気でビビりながら書いていて、不意に『あまちゃん』の橋本愛が演じたユイちゃんのことを思い出している。彼女は東京へ行こうとする度に災難に見舞われて東京へ行けなかった女の子だ。あれは何かの比喩か?いやいや、ああいうことは本当にあるのだ。ユイちゃんのそれからはどうしたって、神とヨブの関係も思い出すのだけど、ユイちゃんから神とヨブのことを思い出すと、その連想が自分に還ってくる。
 とにかく話を戻すと、昔、僕が小学生の頃にそろばん塾へ通う前に見ていたアニメに『熱血最強 ゴウザウラー』というのがあって、そのオープニングは「普通の朝が遠くに消えていく 瞳をそらさないで 走れよ」と始まったが、6月の14日から普通の朝が遠くに消えていくのを僕は感じ始めるのである。それがハッキリしたものになるのは6月の20日くらいで、走れるようになったのは9月の中旬くらいからだ。

 で、ここまで書いてそれが何かはここには書かない(僕自身に何かが起きたわけではない)。そういうことをこと細かくするのは絶対に縁起が悪いのを僕は体感で知っているからだ。ただ、これを書いたのは改めて自分で確認するためだ。
 何を確認するためかというと、簡単に言うと「今を生きろ」ということだ。オアシスの駄作(諸説あり)、『BE HERE NOW』というタイトルは60年代のヒッピーに流行った言葉で「今を生きろ」という意味だ。ついでに「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」は最高の曲だと、今回のことで沁々わかったよ。と言いつつ、オアシスでなくこれまた改めて染みまくってるXTCの歌詞を引用。

Life's like a jig-saw
You get the straight bits
But there's something missing in the middle

(All of a sudden) We find the cupboard's bare
(All of a sudden) We find Heaven's not there
(All of a sudden) We find the sun's gone cold
(All of a sudden) We find we're more than old
(All of a sudden) We find that we've lost love

XTC「オール・オブ・サドン(イッツ・トゥー・レイト)」より引用


 人は死ぬんだ。間違いなく。どう死ぬかがわからないし、選べないし、その死に方はちょっと……みたいに拒否すらできないところがミソだしクソだ。神はヨブと出会って善になったとしたら、神はまだまだ多分ヨブに出会えてない、ただのファッキンリビドーだ、なんてパクリながら宣いつつ、最近読んだ本で本気で全身全霊で感銘した一節(教会というコミュニティから離婚をしたことで見捨てられた熱心なキリスト信者の言葉。彼は教会というコミュニティを憎悪しながらもキリストという人のことはどうしても気になるという)を引用して結びと致し候。

「ただ、どうしても気になるのが、あいつ(ジーザス。キリストのこと)、いつも死にかけてるだろう。しかも、あろうことか神を恨んだりしてるし。あなたは何ゆえわたしを見捨て給うのか、なんて言って。納得できないままに、神と世間を恨んで、絶望して、死ぬことを怖がって、七転八倒しなから死んで行こうとしてるんだよ。そんなちっとも悟りを開いてない男がどうして神たり得るのか。だが、俺はもう、そういう男しか信じない」

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